シカゴ/ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース ジョイント・ツアー
2006年6月9日から始まった、シカゴとヒューイ・ルイス&ザ・ニュースのジョイント・ツアーが、7月29日の公演をもって無事終了しました。

この後は、7月30日から10月13日までシカゴの単独公演が各地で開催されています。

以下では、今回のヒューイたちとのツアーについて、伝えられた情報をいくつかピックアップしてあります。

[Photo : ocregister.com]

ヒューイ・ルイスのインタビューより

―シカゴのメンバーとの面識は?
全員と会ったのは今回が初めてだよ。ビルとはだいぶ前から仲良くさせてもらっている。彼は地元シスコのヒーローだからね

―シカゴの曲でお気に入りは?
"SATURDAY IN THE PARK"なんかいいね!


ビル・チャンプリンのレスより

―今回の合同ツアーの感想は?
ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースは、世界でも指折りのバンドだと思うよ。とても良い友達だし、とにかく楽しいんだ

その他、ビル・チャンプリンの感想

関連情報
海外の情報(1011)より。

ライヴは、ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースが前半、シカゴが後半をそれぞれ担当。


ヒューイ・ルイスの方は、全部で16曲だったそうです。なお、会場によって演奏順は異なっているかもしれません。

01 BUILD ME UP
02 I WANT A NEW DRUG
03 SMALL WORLD
04 THE POWER OF LOVE
05 SOME OF MY LIES ARE TRUE (SOONER OR LATER)
06 THE HEART OF ROCK & ROLL
07 IF THIS IS IT
08 HEART & SOUL
09 DOIN' IT ALL FOR MY BABY
10 BUT IT'S ALRIGHT
11 IT'S ALRIGHT
12 LITTLE BITTY PRETTY ONE (UM, UM, UM, UM, UM, UM)
13 WE'RE NOT HERE FOR A LONG TIME
14 BACK IN TIME
15 I THANK YOU
16 WORKIN' FOR A LIVIN'

曲順は、公演によって異なるようです。中でも、"STUCK WITH YOU"に関しては、演奏の有無自体よく分かりません。

"I THANK YOU"は、サム&デイヴのカバー曲。"THANK YOU #19"ではない模様。この曲は、ヒューイ・ルイスとビル・チャンプリンがデュエットしたようです。

他方、"BACK IN TIME"の演奏にキース・ハウランドが加わることもあります。

また、ザ・ニュースのホーン・セクションが、おそらく、"BUT IT'S ALRIGHT"の中で、シカゴの"DOES ANYBODY REALLY KNOW WHAT TIME IT IS ?"のイントロを挿入して、ファンを楽しませてくれたようです♪

なお、興味深いことに、現在サンズ・オブ・チャンプリンに参加しているマーク・ルッソが、ザ・ニュースの一員として演奏しています。


これに対して、シカゴの方は判明しているだけで15曲あります。

01 BALLET FOR A GIRL IN BUCHANNON
02 I'M A MAN
03 FEEL
04 OLD DAYS
05 IF YOU LEAVE ME NOW
06 DIALOGUE (PART I & II)
07 LOVE WILL COME BACK
08 BEGINNINGS
09 JUST YOU 'N' ME
10 SATURDAY IN THE PARK
11 FEELIN' STRONGER EVERY DAY
12 DOES ANYBODY REALLY KNOW WHAT TIME IT IS ?
13 HARD TO SAY I'M SORRY / GET AWAY
14 FREE
15 25 OR 6 TO 4

シカゴの出番では、ヒューイがなんと"BALLET FOR A GIRL IN BUCHANNON"のうち、"COLOUR MY WORLD"を歌ったようです!

また、"I'M A MAN"には、ザ・ニュースの面々も演奏に参加して、強烈なステージ風景になったとか。

"OLD DAYS"はキース・ハウランドが、"IF YOU LEAVE ME NOW"はジェイソン・シェフが、それぞれリード・ヴォーカルを担当しています。

一方、ニュー・アルバム『シカゴXXX』からは、どうやら"FEEL"と"LOVE WILL COME BACK"の2曲だけが取り上げられているにとどまるようです。

なお、7月に入ってから、幾公演かにおいて、ウォルター・パラゼイダーに代わって、おなじみラリー・クリマスがサックス・パートを担当しているそうです。どうやら、今回はレイ・ハーマンではなく、ラリー・クリマスのようです。